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10年運の大吉と大凶は一生に一度だけ

2017.09.23

  紫微斗数も四柱推命も10年単位の大きな運勢を調べることは簡単に出来る。

  紫微斗数では、これを「太限」といい、四柱推命では「大運」という。

これらの10年単位で変化していく運勢は図のように大きなサインカーブのようなものだ。

実際は図のように綺麗なサインカーブでは無いと思う。もっと複雑では有るが、基本的には吉運と凶運が交互に巡ることになる。

      人によっては吉運と凶運がセットで一緒に巡る人も有るが、その場合には吉運の時でも凶運が一生に引っ付いているので、「もの凄くラッキーということも無かったが、最悪の時にも何故か必ず助けが入った」などという感じだ。

  ここで取り上げるのは、吉運と凶運が別々に巡る場合をテーマにする。吉凶一緒に巡る人の割合は、私のこれまでの統計的な感じでは全体の1/5ぐらいかなと思う。

それ以外の人は吉凶別々に巡っていると感じる。

  中には吉も凶も砂漠の「2こぶラクダ」の背中のように中吉二回、中凶二回といった感じで巡る人も居るが、そのような場合は大吉や大凶が巡らないので、吉凶が有っても割合平坦な感じになる。

    問題なのはハッキリと大吉と大凶が分かれて巡る場合だ。

大吉の時期には大ブレイクする可能性が有るが、いったん大凶になると、とんでもない事も起こる運勢なのだ。

有名人にも良く見かける人生がそれだ。

  若い時期に大吉が巡ると20歳程度で世界一ということも有り得る。もちろん本人の努力も有っての事だが、しかし若年期の大吉は後が重要になる。

  大吉の成果を自分の才能だけで成し遂げたと思い込む危険性なのだ。

誰とは言わないが、20歳代で人類史上の稀に見る最年少世界記録、なんていう場合だ。 このまま、中年まで勢いを維持できれば良いのだが、中年期には最下位何ていうこともあり得る。

もし、こんな場合をアドバイスするなら、成績が最高潮の時期にかっこ良く引退が良い。 多くのファンに惜しまれ永遠の名声を手にして現役を引退するのだ。そして、その名声を武器にその業界で後輩の指導や活動に尽力することで低運気になっても、大凶という状態には成らないだろう。

もし、欲に目が眩んでいつまでも現役を頑張ろうとするならば、大凶が巡る時には幾ら頑張っても成績は伸びずに落ちるばかり、こうなると誰も見向きもしてくれなくなる。

「昔は世界一だった」といっても、落ちぶれてしまってからでは惨めで、どうしようもない。

  そんな有名人は結構居るのではないかな。

    安室奈美恵さんは素晴らしい引け際と思う。彼女の運勢がどうなっているのかは知らないが、彼女の名は永遠に語り継がれるだろう、伝説のように、まさにレジェンドなのだ。

    若年時に異常なほど好調だったら、運勢、せめて10年運がどのように巡っているのか知って置いた方が安心だ。10年運が割合緩やかに落ちて行くのならまだ良いが、サインカーブのように急激に落ちるのなら好調期に後半の人生の計画を建てた方が良いだろう。

  落ちてからでは、何事も持ち上げるのは大変だ。吉運の時は努力がそのまま実ることが多い。しかし、低運気では100の努力をしても40ぐらいにしか成らない場合も多いのだ。下手をすれば人並みの生活をしようと思うなら、人の倍の努力が必要の場合だって有る。   しかも若年時に好調の場合は、あまり苦労をしないで成果が出てしまうので、低運気に成った時に苦労の経験不足で旨い対応が出来なく失敗する可能性も多くなる。低運気の失敗は応えるものだ。損害が大きくなる。当然、心のダメージも大きい。彗星のごとく現れ一世をフウビしても、その後に落ちぶれて自死したり、貧困に埋もれて生きている、なんていう場合もある。

    これが、大凶が先に巡って、中年以降に大吉が巡るなら最高だ。

大凶の苦労は若い時なので何とかなる。苦労してたくさんの経験も積める。そして晩年に向かって大吉となれば、たとえ還暦近くでも何かを始められて大ブレイクも可能になる。   いくら若い時に栄華を誇っても、年老いて惨めな人生ほど辛いものはない。

  人生の運勢の大きな波が、どのように巡るのかを知っておくことの意義は大きい。

     

10年運の大吉と大凶は一生に一度だけ

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