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対人恐怖症の原因は・・・

2017.03.07

対人恐怖症の原因は・・・   紫微斗数での鑑定を通して、「対人恐怖」になってしまっている方々の、その原因が幼少期の両親に有るという高い確率を強く感じています。 そして、その対人恐怖に日々悩み、家に引きこもり、30~40歳まで過ごしてしまって居るという悲しい現実に遭遇するたびに心が痛みます。

では、その30~40年を何もしないで過ごして居るのかと思えば、そうでは無いのですね。皆さん精神科や心療内科、あるいはカウンセリングを長期に受けているのです。カウンセリングは高額の費用が掛かるようです。また精神科や心療内科の治療の効果も無い方が多いのも実情です。こんな事を言っては、その分野の方に大変に失礼なのですが、医療機関では薬によって不安症状を抑えるぐらいしか出来ないのも事実のようです。

  私が知的障害支援施設で支援員をしていた頃、毎月施設内で勉強会が行われていました。その時のことを思い起こせば、現在の医学では心の病や知的な障害の本当の原因は解明出来ていない、ということでした。殆どの医療機関では「対処療法」、つまり症状を抑えるだけのことしか出来ない、と教えられました。医学が進歩すれば根本的な心の状態を治療出来るようになるのでしょうけれど。   紫微斗数の鑑定、ご相談に、このような悩みで訪れる方は多いです。   このような悩みの原因が医学では判らなくても、紫微斗数の「命盤」には原因が現れているから摩訶不思議です。何千年も前に出来た「紫微斗数」という命術に、すでにこのような症状の原因が解明できる理論が完成していたとは驚きです。

  これらの「対人恐怖」の原因を診る宮は「命宮・兄弟・父母・福徳・奴僕」などに現れます。 さらに、その対人恐怖の波及効果として「官禄・財帛・疾疫」にも及ぶことも多いです。それは対人関係に辛辣な状況が起こっていれば、仕事も出来なくなるし、結果的に収入も無くなる、更には健康にも影響するということです。ただし、親の加護などが有れば、財帛宮や疾厄宮には問題が無い場合も有ります。
  対人関係の原因が親に有るのに、親の加護が有るというのは、ちょっと矛盾するようですが、幼少期に親と子供の関係で問題が有り、対人恐怖に陥っても、その子が成人年齢になってくると親も精神的に変わり、幼少期の時のような接し方を子供にしなくなるからです。 むしろ親は「何故、うちの子は、こんなに成ってしまったんだろう?」と不思議がります。その原因が、親の自分に有るとは夢にも思っていないのです。 さらに厄介なのは、子供自身も辛い幼少期の事を思いっきり心の奥に封印し、蓋を固く閉ざしていますから、「何故、私は対人恐怖が起こってしまっているのだろう?」と、当の本人も、その原因に気付かないで悩み続けて居るという事です。

  カウンセリングする場合も、その原因を知らないと適格な対応が出来ないのではと思います。時々、プロのカウンセラーさんも鑑定相談に訪れる事が有ります。その悩みというのは、「自分のクライアントの事がいくらカウンセリングしても判らない」という悩みが多いです。
  カウンセリングとは、原因を相談者さんの話すことから推測して行くという過程を辿っているからでしょう。そこへいくと「紫微斗数」では、相談者さんに会う前から「命盤」で悩んでいることが観えますし、原因も「命盤」に現れて居ますから、あとは相談者さんに対面して傾聴し「命盤」の内容を確認しながら、命盤に現れている原因に、自ら気付いて貰えるように導いていく事になります。決して、こちらから原因を相談者さんが気付く前に指摘することはしません。しかし、原因に向かえるように問い掛けはします。

  「お母さんと、お父さんは、その時は、どんな様子だったの?」   「お父さんがお酒を飲んでお母さんに暴力を奮っていたです」   「その時、貴方は、どんな気持ちになったの?」   「怖くて震えながら泣いていました」とか・・・。 相談者さんは、このような強烈な状況を一切思い出せれないことも多いです。普通なら強烈なことは記憶に有る筈ですが、心の防御本能なのでしょう、思い出すまいと封印してしまっている状況です。

  しかし、幼少期の事を話して貰うことに寄って、硬い土を楊枝でポロポロ崩すように思い出して、そのうちに土石流の如く一気に幼少期の辛かったことが吹き出します。 40歳の年齢でも、目を真っ赤にして泣き出す女性も多いです。泣きながら当時の辛かったことを訴えるのです。そんなに辛かったことなのに固く封印して、じっと我慢し続け、心の奥深く強烈なストレスを抱き続けて来ていたんですね。これでは「人が怖い」と本能的に感じても不思議では有りません。
  解決への早道は、悩みの原因を他人に指摘されるのではなく、自ら気付き自覚する事と思います。悩みの原因を自分で理解出来れば解決は早くなります。   現在の社会は家庭崩壊が増えて、若い両親も夫婦間のストレスが多く、そのストレスを気付かないうちに、幼い子供にぶつけているというのが一番の原因と感じます。   また昔はお婆ちゃんなどから子育てを伝承されたものですが、現代はそのようなことは無くなり、子育てに悩む若いお母さんが増えたのも大いに、その原因になっていると感じます。

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